社会に通じる人材としての証明。大学への編入学資格としても役立ちます。

専門学校のカリキュラムは、「職業や資格に直結した専門技能を学ぶ」という目的があります。そのため、専門学校を卒業すると、専門士・高度専門士という称号が与えられます。大学を卒業した場合の学士(短大は短期大学士)と並び、社会に通用する人材であることの証明です。各専門士の称号付与の認定学科については、直接各学校に問い合わせましょう。(留学生も専門士の取得を要件に、卒業後の日本国内での就職が可能になりました。)

称号付与条件
専門士 高度専門士
  1. 修業年数が2年以上の専門課程であること
  2. 卒業に必要な授業時問が1,700時間以上
  3. 試験等により成績評価を行い、それに
    基づいて卒業の認定を行っている
  1. 修業年限が4年以上の専門課程であること
  2. 卒業に必要な総授業時数が3,400時間以上
  3. 体系的に教育課程が編成されていること
  4. 試験等により成績評価を行い、それに
    基づいて卒業の認定を行っている

学士の資格も目指すなら、大学への編入学を視野に入れよう。

平成11年4月、学校教育法が改正され、専門学校修了者の大学への編入学制度がスタート。進路の選択肢がまたひとつ増えました。

編入学の資格は、修業年限が2年以上で、総授業時数が1,700時間以上となっており、これは「専門士」の称号付与の要件と同じです。本ホームページに掲載されている学校は、ほとんどこの要件をクリアしています(1年制学科は対象外)。専門学校の2年間で自分の目指す専門分野を学び、卒業後大学に編入学し、2~3年間大学で学んで卒業すると、専門学校卒業(専門士)・大学卒業(学士)の両方の資格を取得することができます。